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日夏 幸雄; 藤野 威男
Journal of Solid State Chemistry, 60(2), p.244 - 251, 1985/00
被引用回数:18 パーセンタイル:63.07(Chemistry, Inorganic & Nuclear)UOZrO固溶体の帯磁率を室温から2.3Kまで測定した。磁気モーメントとワイス定数は、いずれもZrO固溶量の増加に伴い、単調に減少した。ZrOが20モル%までの固溶体では反強磁性転移を示し、そのネール点は、臨界濃度(78モル%UO)まで、ZrOに対し、直線的に減少した。測定結果に対し、第2近接スピン間相互作用まで含めた分子場理論を用いて考察した。最近接スピン間相互作用は、ZrOとともに弱くなったが、第2近接スピン間相互作用は、ZrO量が増加するにつれ、少し強くなった。後者の相互作用では、ZrOによる磁気的な希釈効果よりも、格子の収縮によるウランイオン間の相互作用が強く反映していると考察した。